ひうち優子のブログ

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平成30年 第1回定例会 予算委員会13 文教委員会所管2 「非常勤講師など、必要な時に必要な人材をすぐに採用できるように、人材バンクが必要!」

カテゴリー:定例会, 活動報告

  • 非常勤講師の人材確保策について

 

昨年の質問内容

昨年の質問では、「都費の非常勤講師任用に関しては、ネットワーク上に構築している非常勤職員情報提供システムを使っているが、区採用に関しては、教師ではないが教員免許を持っている人材を掘り起こしストックするような人材バンク的なものが必要になってくる。」と質問した。

 

課題

・平成20年から質問している。

・団塊世代の教員の方々の大量退職、また、それにより若い教員の方がふえたことにより、教員の人員不足、具体的には育休代替職員や非常勤講師などの講師探しに苦労する現状がある。

・実際に、私の友人で教員をしている方も、「若い世代の教員が現場には多いが、ちょうど産休や育休に入る人が多く、そのかわりが見つかりにくい。また、少人数学級や特別支援学級など、今はさまざまな非常勤講師のニーズがあるが、探すのに大変で希望者が限定される。」と言っている。

 

課題解決に向けた質問・提案

・現在、区では少人数学級の際など、ニーズがあったときにすぐに対応できるように、教師ではないが教員免許を持っている人に登録をしてもらい、非常勤講師のリストをつくっている。しかし、一方で、校長先生などの人脈に頼って個別にお願いすることも多く、例えば、小学校、また中学校の数学や英語など非常勤講師が見つかりにくい教科もあるとのこと。
・実際、私も数学の教員免許を持っており、友人の教師の方から、「数学の免許を持っている非常勤の先生を探している、いろいろな人に当たっているがなかなか見つからない。」という連絡をいただいた。

・このように、数学や英語のような特に足りない教科に関しては、必要なときにすぐに対応できるように、校長先生や各学校の先生に協力をしていただき、登録者数をふやしていただきたい。
・区採用に関して、教師ではないが教員免許を持っている人材を掘り起こしストックするような人材バンク的なものを整備すべきである。昨年も同様の質問をした。進捗状況を伺う。

・また、人材バンクについては、非常勤講師だけでなく、例えばプログラミングに長けている人、ネイティブの英語が話せる人、といたゲストテイーチャーや外部指導員も登録して、幅広い人材を集めることが重要と考える。見解を伺う。

 

成果

・教育委員会としては、学校教育における取組を充実し、新たな教育課題等への対応をするためには、教員の指導力向上に加え、様々な分野の専門性の高い方に効果的にご協力いただくことが重要と考えている。

・これからの教育総合センターの開設に向け、学校支援機能一つである、地域人材確保の取組について、その在り方や仕組み作りについて十分に研究してまいる。

・今後も様々な手段を講じて人材の確保に努め、世田谷区の豊富な地域の教育力を活かした、世田谷らしい学校教育の展開を進めていく。