●二子玉川の無堤防地域への堤防の整備

取り上げた質問・提案

以前から何度も質問しているテーマ。

兵庫島公園の野川左岸は、都内唯一の無堤防地区になっている。昨年10月、台風19号の豪雨による多摩川の氾濫によりかなりの被害が出た。

地球温暖化の影響により、年々台風が大型化しており、今年も昨年同様の、あるいはそれを上回る大惨事が起きるのではないか、と危惧している。

現在、応急措置として、兵庫橋へ下りる階段付近への大型土のうの設置と樹木の一部伐採が実施されており、これは大きな前進。

そこで、堤防本体の着工時期、工期、堤防整備に関する地元説明会の開催など、進捗状況について、伺う。

成果→

・二子玉川の無堤防地域への堤防整備は、「多摩川緊急治水対策プロジェクト」において、令和6年度までの5年間で国が堤防整備を実施することが組み込まれている。

・具体的には、出水期明けの本年11月頃の工事着工を目指してさ、準備を進めていると伺っている。

・なお、堤防整備までの暫定的な出水対策として、京浜河川事務所により、兵庫島公園に向かう階段部分などに大型土のうが設置されている。

・区も、専用の土のうを2千袋配置しており、可搬式止水板も導入して、8月までには近傍に土のう倉庫を設置する予定。

・世田谷区として、堤防整備に関する地元説明会の早期開催を国に要望していくとともに、早期堤防整備に向け、国と連携して取り組んでいく。