ひうち優子のブログ

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令和元年 第3回定例会 一般質問1〜13歳未満の自転車ヘルメットが義務化へ〜

カテゴリー:定例会, 活動報告, 質問・提案が実現の一助となったこと

  遅くなりました。まず、第三回定例会の報告をします。まず、918日の本会議一般質問からです。まず、テーマは次の6です

 自転車ヘルメットの義務化について

自転車保険加入の義務化について

自転車通勤制度の推進について

二子玉川の無堤防地域について

新公会計制度について

保育園の給食外注方式について

自転車ヘルメットの義務化について

現状課題

道路交通法では、「13歳未満の自転車を運転する子供及び同乗中の子供にヘルメットを着用させること」を保護者への努力義務としている。来年度からの施行が予定されている世田谷区自転車条例の改正素案ではこの「努力義務」を「義務化する予定である

この問題は、以前から何度も取り上げてきたテーマであり、(律に上乗せする形で)条例で「努力義務」から「義務」になることは大変良いことである。

 

詳細は、下記を参照。

https://www.city.setagaya.lg.jp/mokuji/kusei/006/002/d00181954_d/fil/kaisei.txt

 

課題解決に向けた質問・提案

・世田谷区自転車条例が改正されても罰則規定が無いことから区民の関心が低いようであり、区民への周知の徹底が不十分である。(法律)効果と言う点で、「努力義務」と「義務」の区別を明確にする必要はあるが、周知について区の見解を伺う。

 

 成果

・「自転車のヘルメット着用の義務化」の周知方法についてであるが、(国の法律による義務化でなく)条例による義務化であっても、国の法律による努力義務規定よりも、強い行政指導の根拠となる。

 

・「義務化」を契機として、周知・啓発を進め、「守らなければならないルール」として位しっかりと置づけることにより、区民の注意を喚起し、意識を高めることが出来るものと考えている。

 

・周知や啓発方法については、次の通り。

(1)区のホームページや広報誌に依る義務化の周知、

(2)小学校・幼稚園・保育園と連携し、義務化の対象となる子供は必ずヘルメットを着用しなければならないことを示したチラシの配布による啓発の推進

(3)小学校のPTAによるヘルメット着用の推進など、義務化を契機とした活動の支援

 

 補足

・「義務規定」とは、遵守しないと直ちに違法になるという規定である。

 

・「努力義務規定」とは、その規定を遵守するように努力すれば十分であるという規定である。遵守しなくても直ちに違法とはならないが、他人が遵守することを妨害したり、遵守しないように教唆するなどの逆向きの行為は違法となる。

 

・「罰則規定」とは、「義務規定」の一部に対して設けられており、違反した場合は懲役・禁錮・罰金・過料等の罰則が科せられる。