ひうち優子のブログ

LINEで送る

平成27年 第4回定例会 一般質問3 「本のない、新たな形の図書館『図書館カウンター』各駅に設置すべき!?」

カテゴリー:定例会, 活動報告

DSC_0203

  • 図書館カウンターの今後について

 

課題

私は、平成21年から何度か図書館の適正配置について取り上げてきた。

「図書館配置については、エアポケットという考え方があり、そのはざまに当たる地域の方々は図書館不便地域になっていることも事実であり、下北沢や三軒茶屋、二子玉川といった駅周辺は図書館不便地域である。何も大きな図書館をつくらなくても、駅のちょっとしたスペースを利用して、ICTを活用して図書の検索、取り寄せ機能と返却ボックスを置けば十分に機能する。」

と主張してきた。

現在、2つできたが、今後、各駅に必要。

 

 

課題解決に向けた質問・提案

 

本のない図書館、図書館カウンター第1号が4月に二子玉川に、そして第2号が10月に三軒茶屋にオープンした。

図書館カウンターは仕事帰りに立ち寄れる新たな形の図書館で、スマホやパソコンで本の予約ができる、本の貸出・返却ができる、夜遅くまで開館して駅の近くにあることが特徴で、大変好調。

現在、田園都市線沿いに2つ、図書館カウンターができたので、バランスよく京王線、小田急線、大井町線沿いに設置していただきたい。

例えば、図書館不便地域である下北沢、等々力駅などへの図書館カウンターの設置について、駅前の整備に合わせて駅周辺に検討すべきと考える。

そして最終的には、各駅に図書館カウンターを設置し、利便性の向上に寄与すべき。今後の図書館カウンターの方向性について、区の見解を伺う。

 

成果

図書館カウンター三軒茶屋は、10月末までの半月で3000人以上の方に来館いただき好評。

今後二子玉川と三軒茶屋の2つの図書館カウンターにおける利用状況の実績等から、立地条件や必要スペースなどカウンター機能の検証を行う。

他の交通結節点の駅周辺や、図書館へのアクセスが不便な地域への設置は、検証を踏まえ、引き続き検討を進めてまいる。